このセクションでは, GETA をインストールします. GETA がすでにインストールされていれば, 次のセクションに進んで下さい.
まず, GETA のソースを適当なディレクトリに展開します. (この文書を読んでいるのですから, もうどこかに展開されているかもしれません. ) 以後, この文書ではそのディレクトリを"$GETASRC"として参照します.
次に GETA をインストールする先を決めます. この例では"/usr/local/geta"にインストールすることにします. インストールする先が決まったら, 環境変数GETAROOTにそのディレクトリの絶対パスをセットし, export しておきます. sh や bash を使っているのであれば
$ GETAROOT=/usr/local/geta $ export GETAROOTまた, csh などなら
% setenv GETAROOT /usr/local/getaとします. さらに$GETAROOTを作成し, 書き込み可能にしておきます.
# mkdir $GETAROOT # chown yourname $GETAROOT # chgrp yourgroup $GETAROOT
あたたが使っている make の系統が, pmake の仲間なのか, gmake の 仲間なのかを調べておいて下さい. GETA の Makefile では".include"というディレクティブが使用されており, gmake の場合これが理解できないので, これらの行をコメントアウトさせる必要があるのです. 実際のコメントアウトの作業はconfigureが行ってくれます.
$GETASRCに移動し,
$ ./configure --prefix=$GETAROOTを実行します. configureが環境を調べて, 分かる範囲で, 必要な修正を施します. gmake の場合には
$ ./configure --with-gmake --prefix=$GETAROOTとして下さい. これまでに動くと思われている環境の一覧はこちらをご覧下さい. なお, ちゃんとテストが済んでいるのは FreeBSD のみです.
$GETASRCに移動し,
$ makeを実行して下さい. GETA が構築され, さらに$GETAROOTにインストールされます. 詳細なインストール手順はINSTALLをお読み下さい.